1. HOME
  2. ニュース
  3. 常石鉄工 自社開発の「パイプ直管自動溶接機」受注・販売好調 同業他社二社へ納品完了

ニュース

常石鉄工 自社開発の「パイプ直管自動溶接機」受注・販売好調 同業他社二社へ納品完了

2017年2月24日 [業績報告]

常石鉄工 パイプ直管自動溶接機

 常石鉄工株式会社(所在地:広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長:岡本章)は、2014年10月に自社用に開発した「パイプ直管自動溶接機」を同業他社二社へ販売、納品しました。納品先A社は口径/50A~250A、納品先B社は口径/65A~550Aに対応しており、搬入から溶接、搬出まで自動で作業するシステムとなっています。二社ともに既に納品完了しており、運用を開始しています。

 「パイプ直管自動溶接機」は、当社の生産性向上を目的に、作業者が行うパイプ直管溶接工程を自動化したロボット。自社運用を開始して約2年の実績を評価いただき、二社への販売に至りました。
 この自動溶接機は、オペレーターによるデータ入力を必要とせず、様々なサイズ(中口径/65A ~ 250A)、長さ(700mm ~ 6000mm)、金物(フランジ/スリーブ)の判別や溶接条件を自動で認識し、作業者がスタートボタンを押すだけで自動溶接が可能です。また、月に約10,000本以上のパイプを製造していることから、生産管理を目的として、IoTを活用し、稼働状況や故障内容を遠隔地からでもインターネット上で確認できる様になっています。

 常石鉄工ではお客様のご要望のパイプサイズや長さに対応するため、カスタマイズ販売が可能です。本年度の受注・販売目標を2件としており、引き続きお客さまからの高品質のパイプ製作の要望に柔軟に対応していくことを目指します。

■ 常石鉄工株式会社について
船体ブロックや船尾骨材など各種艤装品を製作し、常石造船と海外の造船事業現地法人への供給や艤装工事を担っています。造船事業のほか、浮桟橋や橋梁などの陸上構造物も製造。2014年4月に稼働開始した若松スティール工場(福岡県北九州市若松区)では、電気炉など大型設備を活用した鋼塊、鋳鋼品製造事業を展開し、素材から加工まで一貫生産体制を整えています。

URL:https://www.tsuneishi-iw.jp/
代表取締役社長: 岡本 章
事業内容 : 舶用製缶・機械加工・パイプ一品管製作および艤装工事、鋼塊・鋳鋼品製造
設立 : 1963年(昭和38年)1月
資本金 : 1億円
従 業 員 : 290人(2016年12月時点)
事業拠点 : 
本社事業所(広島県福山市)
草深事業部(広島県福山市)
若松スティール工場(福岡県北九州市若松区)
関連会社 : 
TSUNETETSU (CEBU), Inc.(フィリピン、セブ島)
常石(舟山)鉄工有限公司(中国浙江省)
TSUNEISHI PARAGUAY IRON WORKS S.R.L(パラグアイ、セントラル州)

― 本件に関する問い合わせ先 ―
常石鉄工株式会社
本社事業部 営業部 
TEL:084‐987‐1321