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若松スティール工場が全面稼働~インゴット、鋳鋼品、船尾構造品ユニットを3本柱に営業開始

2015年3月21日 [企業動向] [告知・募集]

60T電気炉

常石鉄工株式会社(本社:広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長:岡本 章)若松スティール工場は、NK(日本海事協会)やロイドなど主要な10の船級協会による製造法承認をこのほど受け、営業活動を本格的に開始しました。電気炉を中心に造塊、鋳鋼品製造の素材から加工まで一貫生産体制を整備し、鍛造用鋼塊(インゴット)、鋳鋼品、船尾構造品ユニット生産を3本柱に工場が全面稼働します。

常石鉄工株式会社
https://www.tsuneishi-iw.jp/

製鋼工場、鋳鋼工場、機械工場の3つの工場からなる若松スティール工場は、60トンの電気炉を中心に、最新鋭の溶解、精錬、脱ガス設備と独自の製鋼、造塊、鋳造技術により、鍛造用鋼塊(最大60トン/単重)、大型鋳鋼品(最大130トン/単重)の生産が可能です。14万平方メートルの敷地内には、自社岸壁(バース長315メートル)や大型工作機械を保有するのをはじめ、最大吊り能力120トンの岸壁クレーンと150トンの構内クレーンを活用し、大型の製缶品などの受注も進めます。

常石鉄工では新たな事業の柱として、船尾構造品のユニット生産を若松スティール工場で開始しました。競合他社にない電気炉を持つ強みを生かし、素材製作から舶用鋳鋼品など船尾構造品の部材を生産し、舵、スタンフレームなどを一体化した船尾ユニットを一貫生産しています。船尾構造品を一体で供給することで、造船会社にとって船台、ドックのリードタイムが短縮でき、生産の効率化が図れます。すでに、九州の造船会社からの受注実績もあり、九州、中・四国地域の造船会社を中心に営業活動を開始しています。

常石鉄工は2013年5月、事業拡大の一環として製鋼、鋳造事業に進出するため、若松スティール工場を発足しました。同年11月には株式会社神戸製鋼所と鋼塊(インゴット)および舶用鋳鋼品製造の技術供与と操業指導を受ける契約を締結し、製鋼と鋳造のノウハウを取り入れ、2014年4月に電気炉の稼働を開始しました。

若松スティール工場の全面稼働により、2017年には鋼塊(インゴット)2,000トン、鋳鋼品500トン、合わせて月産2,500トンの生産と、船尾構造品ユニットを年間36隻程度の生産を目指します。

<舶用品製造法の認定を受けた船級協会>
ロイド船級協会(英国) 日本海事協会 アメリカ船級協会 中国船級協会 韓国船級協会 ドイツロイド船級協会 デット・ノルスケ・ベリタス(ノルウェー) セントラル・リサーチ・オブ・シップス(台湾) RINA Services S.p.A(イタリア、鋼塊のみ認定) ビューロ・ベリタス(フランス、鋼塊のみ認定)

■若松スティール工場
工場所在地 :福岡県北九州市若松区向洋町43-1
敷地面積  :約14万平方メートル
主要設備  :工場棟、港湾設備、岸壁ジブクレーン(120トン、80トン、20トン)
機械設備  :60トンAC電炉(1基)、取鍋精錬炉(1基)、真空脱ガス装置(1基)下注ぎ造塊設備、熱処理炉(9基、最大150トン)
従業員   : 78人(2014年12月末現在)

■常石鉄工の会社概要
代表取締役社長:岡本 章
事業内容   :製缶・機械加工および艤装工事
設立     :1963年(昭和38年)1月
資本金    :1億円
従 業 員   :268人(2014年12月末現在)
事業拠点   :本社事業所(広島県福山市)、草深事業部(広島県福山市)

造船・海運業を中心に事業展開するツネイシホールディングスの子会社。グループ会社の常石造船と海外の造船事業現地法人に船体ブロックや舵、軸など船尾構造品を供給し艤装工事を担います。造船事業のほか、浮桟橋や橋梁なども製造しています。フィリピン、中国に子会社を持ちます。

- 本件に関するお問い合わせ先 -
常石鉄工株式会社
生産管理部
担当:福 原  TEL:093-752-0770